スーパーポーラス電鋳

 
スーパーポーラス電鋳はKTX株式会社の登録商標です。

スーパーポーラス電鋳(米、独、国内特許取得)

ポーラス電鋳により鏡面ブロー成形型を製作したところ、孔周りの微妙な変形(電鋳応力による)が問題となりました。
そこでポーラス電鋳の改良品としてスーパーポーラス電鋳を開発しました。
改良点はつぎのようなものです。

  1. ①孔の耐圧強度 2000Kg/cm²
  2. ②磨き加工、エッチング加工が可能
  3. ③孔径の縮小(30〜150µm)
ポーラス電鋳裏面 ポーラス電鋳断面図
ポーラス電鋳殻断面 スーパーポーラス電鋳
殻断面図

 

スーパーポーラス電鋳の作り方

鏡面ブロー成形型


 スーパーポーラス電鋳を鏡面成形品のブロー成形型に使用した例を紹介します。
ブロー成形型は以下の工程で作られます。


①モデルの制作
②シリコンゴムにて反転凹型
③エポキシ樹脂にて反転凸型 これがマンドレル(入槽モデル)となります。
④入槽モデルに ノーマル電鋳を0.2〜0.5ミリ 施します。
⑤ レーザー加工 にてノーマル電鋳に要求径の孔加工を行ないます。孔径は 30〜150µm。
電鋳の厚さにより最小孔径が異なり、厚さの10分の1が 限度となります。
⑥その上に ポーラス電鋳を3〜5ミリ 施します。
これにより従来のポーラス電鋳の孔の先端にストレート孔がついた形状となります 。これは孔径を拡大する事なく電鋳表面を鏡面に磨くことが出来ます。また孔径、孔位置の制御や孔部の強度UPすることができます。
⑦電鋳裏面と型ベースを密着させる為に、放電加工合せを行ないます。電鋳殻が電極となり、型ベース側が消耗し電鋳裏面形状に加工されます。
⑧電鋳殻をマンドレルから取り離し、型ベースに取り付けます。電鋳殻と型ベースは密着していますが点接触であり、わずかな空気層が存在します。これが成形時のガスの抜け道となります。また断熱層の役目をし、ブロー成形時に型表面(電鋳殻)温度を一時的に上昇させ転写を促します。

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